人差し指と思春期と...


娘へのアドバイスのつもりが、非難めいた気持ちが混ざることがある。

それは、心配だったり、共感や理解を望む気持ちだったり、羨望めいた嫉妬だったり...。 ネガティブさから生じる。

受け手である娘はとても敏感に、「ウルサイ・ウザイ」と反応する。

こんな流れになるのは、決まって疲れている時だ。 疲れているけど頑張っている時で、さらに頑張らなくちゃならない時だ。

発せられた言葉に反応して、文句を言ってしまうのは、

それでもまだ少しでもゆとりがある時だ。

気持ちを収めて、また頑張る。 何とか日常をこなす。

娘とのやり取りで、和み、癒されることもあるし、

無事に収まっていくことも多い。

ところが、過剰反応してしまうことがある。

たまった疲れや不満が爆発してしまう。

私一人がこんなに頑張って、こんなにツラいのに...と、 悲しくなり、苛立ち、相手を責め、結果、自分を責めることになる。

一旦気持ちを収めるために持ち越しにしたことに、再び触れる時は要注意だ。

時間をおいて、慎重に冷静に話し始めるのだが、

まだくすぶっていた気持ちが爆発しやすくなるからだ。

わかっているのに、やってしまう。

娘にとっては「大人だからってあれこれ指図・命令するな。ウルサイ!」ということになる。 親にとっては「子供のくせに言うことを聞け。ウルサイ!」ということになる。

...ああ、確かに指図・命令している...と、ふと気づく。


... ... ...

そういえば昨夜から、少し人差し指が痛かった。 マッサージ仕事で指も疲れているのだろう。

人差し指は”お母さん指”だ。

そして”人差し指”とも言う。

指さされたら、気分が良くないのは、娘も私も同じだろう。 指を握りながら、目をつぶり呼吸に意識を向ける。

この指もこの体も、がんばっているし疲れている。 私の中の母親が目を覚ますように、私を癒す。

”人差し”でなくていい。 ...と、心の中に置かれる。 頭で考え反省すると、つい自分を責めてしまいがちだが、 こうして静かに振り返ると、抽象的なようでいて、

かえってしっかりと心に根づくような気がする。

そもそも心は言葉とは同じではないから...。

今はまだ結実は

わからないけれど、また一つ変化が生まれた。

さて、娘に手紙を書こう。


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